山野文福のヒソヒソ話40

先日、館長の所に立命館大学の先生がやってきた。4年前ぐらいからの知り合いだが、その先生は、子どもの道草について研究している。僕としても大いに興味のあるところだ。館長はどうでもいいような感じで対応して、一緒に外出してしまった

地域をみる2

次の日、先生はまた、わらべ館にやってきて侑ポン達を車に乗せてどこかにいってしまった。「どこにいったんですか?」 「俺の家の近くで侑ポンの案内で道草するげな」 「へ~良く侑ポンがいきましたね」 「いくくさ。 道草なら子どもは喜んでするやろもん。宝探しと一緒たい」

大学の先生の本によると道草には子どもの成長に欠かせない様々な要素が含まれているらしい。予定時間を大幅に過ぎてやっと帰って来た。

地域をみる楽しかったらしい。先生が開口一番。

「こどもが『おまけいっぱいの道だ』と案内してくれました。良い表現ですね。わらべ館効果は大いに出ていますよ。うらやましい感性を持った子ども達でした。

たくさん写真とりました。ありがとうございました。」

館長曰く

自分の住んでいるところの水の行方を調べてみるのもおもしろい。お年寄りに話しを聞くのもおもしろい。

そうやって自然の仕組みと人間との関わりを読み解き自分の価値観を育て、自分が何者であるかの物語を作っていくのだ。オゾン層の破壊や地球温暖化の話は誰でもできる。そこに大切なものは何も隠れていない。国際人になる前に足元をみよ。調べた者にしかわからないんだよ。