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暦:こよみとは恋読み。 
あなたを想いつつ
月日をめくり詠む。
鉛筆を舐めてはモノ書きの
真似事にふけり。
下駄をはいては畦道に伏す。
いくばくかの閃きにさえ鈍感し
山紫陽花の末根にも及ばず
烏(からす)のナグサメに口をとがらかし
我哀れと夢にて叫ぶ。
奮震にて飛び起きれば
寝ぼけ眼(まなこ)にあるは
目覚まし時計
恋読みとは茶々なり。