どげん?こげん?そげん?5
『一生けんめいせにゃんたい』『真剣にせにゃんぞ!』こげな言葉で締めくくりたくはなかったばってん、ついに春雷がおちてしもうた。そもそも素をたどれば買ってやった親というより俺の責任ばってんか、あまりに情けない侑ポンばみながら、感情むき出しで怒ってしもうた。勉強や生活の中心がずれてしもうてゲームに腰掛けたような学習態度。時間を決めてもずるずると長引く態度。勉強がいい加減でゲームに熱中する馬鹿さ。『もういい加減にしろ!ーー!!!いつまでしょっとか?ゲームばっかりしてどげんすっとか?』頭に血がのぼり、『学校なんかいかんでよか!-----!!!』勉強なんかせんでよか!-----!!』『ずーとゲームしとけ!-----』『ご飯もたべんでんよか!----』『塾も剣道もなんでん止めてずーとゲームしとけ!!------馬鹿が!!』 『DSを買ってやった俺が馬鹿やった。30分ち決めとったっちゃないと?そげんいい加減な人間ちゃおもわんやった。どげんおとうさんやお母さんが協力してもお前がそげな気持ちなら何もならんめーもん。いい加減にしとけ!馬鹿が出て行け』・・・・ずーと泣きっぱなしの侑ポン・・・・・・・
次の日~見違えるように立ち直りました。しかし、あえてDSは取り上げませんでした。また、おぼれるようなことがあればそれだけのことです。厄介なこのDS使いこなすのはソフトでなく、自分の精神です。裏を返せばDSに振り回されているといってもいいでしょう。馬鹿の脳死製造機でした。脳にダメージショックを与えるだけのものです。けじめと境目がなくなってきたときが脳死の状態です。持たせている親は今一度けじめと境目を確認しておきましょう。