山野文福のヒソヒソ話38

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丸森のもち飴の思い出

子どもの頃、僕はもち飴のことを「アメガタ」とよんでいた。六十ぐらいの絣のモンペをはいた品の良いばあちゃんが背中にこの一斗缶を2つ?ほど背負って歩いて売りにきていた。「ごめんください。アメガタはいらっしゃれんですか?」とばあちゃんが玄関先でいうので「こうて、こうて」と母におねだりをした記憶があります。あがっだんに缶をおろしてばあちゃんがフタをとると中は今と同じノコクズしかみえない。(子どもだったのでノコクズと思っていた)ばあちゃんがかき分けると中から大量の白いオブラートに包まれたアメガタがでてくる、「すごいなぁ~」と驚いていた記憶がある。10枚ほど買っていたような記憶があるがお金を払う前に口にしていたようだ。歯にくっつく感触。

あの、ばあちゃんはどうしたのだろうか?ノコクズは一体なんなのか?しらべればすぐわかるけど、想いでは壊さずに残しておきたいものだ。今もその思い出に浸り月に1回はアメガタを買う52円。人生に物語りは必要です。子どもの頃にしっかり地域を見ることがどれほど大人になって糧となることかわかりません。あの、ばあちゃんのおかげで僕にとって「アメガタ」は品の良いお菓子となって記憶されました。

皆さんのアメガタの思い出を教えてください。

あたいが白虎たい。52

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50回でやめようと思っていたのに52回になってしもうたばい。終わりが肝心ばってんか、なかなか終わらんなぁ。 「止めるのは余暇罰点、値もわらべ館に連れて行ってくれんね」 「小さか時。軽トラックに載せてつれていきょったじゃん。もう行かんでもよかろうもん」 「余暇やん連れて行かんね生きたか倍」 「お~!今日は猫語ばしゃべりょるねぇ~」 「にゃーが展示場の中を走り廻りょたけん、お客さん達が《猫がいます》ち大騒ぎになったろうが」 「だって、みんなが追いかけて凝らす県仕方が中やん」 「だめだめ!外に置いとってもすぐ中にはいってくるやんか?」 「子ども達がいれるったい」 「ダメダメ!ショップにおらした杖ついた婆さんなんか卒倒しそうになっとらしたぞ!!。絶対連れて行かん。」 「わらべ館いきたいよ~」 「遠くに引っ越さしゃった人たちもわらべ館にくうごたっとぞ。我慢しとけ~」スリスリ」 「ダメ!で!す!!!!」

山野文福のヒソヒソ話36

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5月4日祝日だったばってん、朝からあいにくの雨。こりゃ「今日は少ないばい」と予想して構え取ったとです。そうしたら、開館と同時にものすごい人数でワークショップは4時まで満員状態。ボランティアの大学生を5人、スタッフ2名、子どもスタッフまでつぎ込んで波のように押し寄せる体験希望をさばいていきました。ご飯も休憩もなし、喋る暇さえなし。お客様の質問は決まってこう「ここは民営ですか?」「入場料はいらないんですか?」「道を教えてください」などなどですが、ゆっくり説明する時間はありません。お客様の中には「鹿児島から来た甲斐がありました」などうれしい親子の笑顔もありました。私も「こんな山の上まで良く来るなぁ」と思いますが一番の理由はロケーションではないでしょうか?    第三セクターで出発した当館も時代の波にのまれて閉鎖することなくしっかり生き延びて居るどころか益々繁盛しているのは理由があります。地理的条件も交通アクセスも施設の内容も不便で不十分なのに何がそんなに子どもの心をひきつけるのでしょうか?それはワークショップにかむづまります神様のおかげです。子どもの気配を幾人かの人が感じるそうで、それは大きさから子どもではないかということです。私などは全くわかりませんが、「一緒に遊んで欲しい」ということではないでしょうか?本当にありがたいことです。何事も神様に相談です。秋の紅葉が待ちどうしい忙しい1年になると思います。学生の皆さん、手伝いに来て子どもと大いに交流して子どもの自信をつけてあげてください。

あたいが白虎たい。51

「おかあちゃん、この頃の携帯は小さくなったねぇ~」 「テレビも薄くなったしデジカメもこげん小さくなってしもうた。昔のカメラを出すのが恥ずかしいばい」 「ソースの容器が小さなやつになっとったけんビックリした」 「時代は小さくなる方向にいきょるちゅうのにウチのニャーはこげんふとってしまったばい。コンパクトにならんなら新しい猫にかゆうかの。」 「にゃーもうふとったらいかんぞ。」  「わかったばい。コンパクトになればよかっちゃろ。」よいしょ            

 

 

 

どう?「どげん?かなりコンパクトになったばい」

「中身はいっしょやろーもん意味が違うばい」

「コンパクトニャーいかがですか?」

「誰か生ゴミで捨てて来い」

あたいが白虎たい。50

いれてくれ~

「ニャーオ~」 『おッ!お帰り!どこさんいっとったね?』 『夜遊びばかりしょうるね。』 「いれてくれ~」 『不良娘ははいらんでんよか。また、ねずみば食べて来たっちゃろ?そこで立っとかんね』 「いれてくれよ~~。あけてくれよ~」

 

いれんとこうするぞ~「いれんとこうするぞーーーー!!」

「ガリガリガリ!」

ぼろぼろになっていく我家の建具と

             勝ち誇ったようなの顔が印象的でした

 

 

山野文福のヒソヒソ話35

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レンゲソウのたんぼにおかしなものがあると通報があったので見に行ったら、誰か倒れている、もしかして死んでいるのでは、と思いそろりソロリ近づくと、寝息のようなものが聞こえる。おなかが呼吸にあわせて動いている。気絶か、!いや、待て、このおなか見覚えがある、館長のおなかだ。そして、寝ている。そばまでいき「何してるんですか?」と大声をだすと、ビックリしたように頭を上げた。「おう?どげんかした?」 いや何もないですよ。それより何してるんですか?「寝とるったい。ちょっと、いい匂いがするな~と思って目を閉じていたらいつのまにか寝てしもとった。」 筍掘りに行くといって出ていったんじゃなかったんですか?「おう!そうやった。お前も手伝え!。その前にお前も一回寝ておけ、田舎のレンゲソウの田んぼちゃなかなか今はなかぞー!寝てみると全然違うことがわかるけん」・・・・・・・・・・・筍掘りに行ったのはそれから30分後でした。