宮ヶ原橋(四連式アーチ型)

「ひふみよ橋」は星野川の上流から下流にかけて川幅が広くなるに従ってアーチの数が1連「ひ」、2連「ふ」、3連「み」、4連「よ」と規則正し並んで架橋されており、4連の宮ヶ原橋はその1番下流に位置し、川幅も広いことから橋の長さも「ひふみよ橋」の中では46mと最長です。大正11(1922)年に工事請負人「豊島虎次郎」、石工棟梁「山下佐太郎」、により架橋され、旧八女地域から上陽町に入る際、清流星野川の風景とともに、最初に目に映ってくる石橋です。

平成24年7月の九州北部豪雨災害の際に欄干や橋の中に詰めてある土砂が流出するなどの被害がありましたが、住民の安全や生活の利便性を確保し、尚且つ周りの景観に配慮し、石橋を保存する素晴らしい復旧工事が行われ、平成30年3月、無事に「ひふみよ橋」が完全復活しました。