寄口橋(二連式アーチ型)

八女市長野地区の石工棟梁「山下佐太郎」、上陽町北川内の大工棟梁「小川弥四郎」によって大正9(1920)年に架橋されました。当時のアーチ型石橋作りの名匠「橋本勘五郎」がてがけたとされる「皇居の奥二重橋」を再現しようとしたものと伝えられています。


架橋以降、数度の大洪水に耐え、現在でも住民の交通・生活を支えており、山側へ直進すると、納又滝(のうまただき)・滝の宮不動尊に繋がっています。 また、桜のシーズンになると、近くの北川内公園内の600本の桜と清流星野川、そして壮麗な石橋の共演が見られ、桜と石橋まつりが開催。夏は川遊びで賑わいます。